梶本修身氏がホンマでっかTVに登場

昨日の「ホンマでっか!?TV」に梶本修身氏が出演しました。
梶本氏は疲労感を軽減する機能があるサプリ、イミダペプチドで有名です。この番組ではまだあまり一般には知られていない「ホンマでっか?」な意見を披露していたのでまとめておきます。
現代人の疲労は栄養不足が原因ということは非常に少ない
飽食の時代と言われる現代の人は余程偏食をしないかぎり栄養が足りなくて疲労が抜けないということはありません。したがってスタミナをつけようと思ってうなぎを食べたりにんにく料理を食べたりステーキを食べたりしても効果はほとんどありません。昔の人はエネルギーもビタミンも不足していたので栄養を取ることも必要だったでしょうがそれをそのまま現代に当てはめることはできません。
食べ物でおすすめなのは自律神経中枢の疲れを癒やす成分イミダゾールジペプチドが豊富な鶏胸肉、カツオ、マグロがお奨めです。疲労は栄養不足ではなく自律神経の乱れによる脳の疲れが原因であることが多いということが分かってきました。
夏バテ防止にはエアコンは夜つけっぱなしが正解
寝汗をかくということは自律神経を酷使して体温調整をしているということです。つまり寝ながらにして運動しているようなものです。これでは疲労が取れないのも無理はありません。暑い日の夜エアコンを消して寝るということは過労死にもつながりかねません。エコではないかもしれませんが死んでしまっては元も子もありません。
以前言われていた寝るときにはエアコンを消したほうが良いという意見は「医学的根拠なし」とバッサリ切り捨てていました。
不眠の方におすすめなのは部屋は涼しくしてお腹から下は布団を被せて温めて寝ること。いわゆる「頭寒足熱」というやつですね。こたつに入っていると眠くなるのと同じ原理でよく眠れます。心臓より下が暖かいと副交感神経を刺激してリラックスできるのです。
エアコンつけっぱなしで寝るという意見にはさんまさんときりこさんは異論を唱えていました。マツコさんは賛同でした。
お風呂はぬるめのお湯で半身浴
お風呂のお湯の温度や入り方にはいくつか意見がわかれているように思われます。当番組でも以前、熱めのお湯に入るとガンになる確率が減るとかヒートショックプロテインというタンパク質が作られて美肌効果があるとか言われていました。
梶本修身氏によると疲労回復の見地からは39度で半身浴、しかも汗が流れてきたら上がるという入浴法がお奨めだそうです。汗が出てきても入っていると疲労のもととなります。